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  • BMW2002tii サイドシル修理7 左リア5

    昨日の隔壁を閉じます
    ジャッキアップポイントの箇所に厚めの鋼板を溶接
    さらに補強材を追加
    こんな感じでおおよそできました
    タイヤハウス内の穴あきを 溶接で閉じ
    内部補強鋼材を溶接
    後端の穴を閉じます
    エポキシ系防錆塗装
    これで 内部補強構造が完成です
    ジャッキアップポイントを置いてみました
    あとは外板をつけるのみです
  • BMW2002tii サイドシル修理6 左リア4

    左サイドシル 後方の ジャッキアップポイント周辺の補強構造を作ります。
    オリジナルよりも強度アップを目指し いろいろ考えています
    なるべくシンプルに、そして頑丈になるように・・・
    1.6mm鋼板で 隔壁作っていく作戦
    左の5枚の隔壁で 
    ジャッキアップポイントにかかる荷重を分散させたい
    さらに隔壁を立てて
    こういうかたちに。
    ジャッキアップポイントを置いて 位置を確認中

    今日作った部分と ジャッキアップポイントの間に 5mmほどのスキマがありますが

    ここには厚めの鉄板(赤い部分)を溶接して埋めてやるつもり

    黄色は内側の補強鋼板
    青色は外側の鋼板
    残りは明日やります。
    タイヤハウス側の切除部分
    ここを溶接して閉じる前に 防錆塗装しとかなければ
    矢印部分の錆びた内部に 錆転換剤サビキラーをしっかり塗布。
    ここは リアアクスルを取り付ける部分です。
    ここは幸い 表面的な錆だけで 腐ってはいませんでした。
    今日はここまで。
    9月だというのに まだ暑いですね!
    まだ アイスマンの水冷ジャケットは必須ですね!
  • BMW2002tii サイドシル修理5 左リア3

    盆休みと手術を含めた3週間の おやすみを経て
    今日から 預かっているBMW2002tiiのレストアを再開します。
    まずは 前回やり残した溶接個所から。
    サイドシル内部にある 補強部分の溶接
    そして外板部分。
    板厚1.2ミリで作っています。
    さらに後方に続く部分を制作
    溶接のあと 研磨して、防錆塗装。
    初日はほどほどにして 今日はここまで~
    次回は 
    ジャッキアップポイントのための 
    内部補強部分を作っていきます。
    ここも けっこう腐っていた場所ですから
    しっかりと作らねばならんね・・・
  • BMW2002tii サイドシル修理4 左リア2

    左サイドシルの後端部の修理その2
    この部分、もう少し 切り取ることにしました
    ズバッと 茶色い部分はとってしまいます。
    1.6ミリ厚の鋼板で作り直しです。
    溶接。取りあえず 後端部は ここまでとしておく。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    前側の方から後ろへと進めていきます。
    型紙からかたちを起こし
     1.6mm厚鋼板から 型紙通りに板金成型したパーツ。
    これはサイドシルの内部に隠れている強度を出すための部分です。
    溶接の前に防錆剤を塗布する
    溶接したら手が届かなくなってしまうからね
    下に伸びてる縦のパネルを 製作したパーツで受けるよう、
    切り込みを入れて 縦パネルを挟んで溶接します。
    溶接完了で研磨、防錆塗装。
    この方向から見ると サイドシルが二重、三重となっているのが良くわかる。
    内側の部分ができましたら
    今度は 外側の部分を作ります。
    こちらも1.6mm鋼板で厚めに作ります。サイドシルに強度をだすため。
    溶接完了。下部はスポット溶接風にしてあります。
    サイドシルのこの部分は最終的に 上にチッピングコート塗料を吹いて
    デコボコになるし(左端の黒い部分のように)、
    溶接痕が多少残っても この上に取り付けるステンの装飾モールで隠されてしまうので 
    下手な板金作業も全く見えなくなります。
    仕上がりの美しい見栄えよりも、ボディ強度確保優先のメタルワークです。
    このように 少しづつ内側、外側と溶接していって 後ろへと進んでいきます。
    でかいパネルを1枚でつければ早いではないかと思われるかもしれませんが
    10cm程度の細かいパーツで繋いでいく方が 板金成型作業が楽だし、
    いろいろと作業上 にしやんには都合がいいです。
    次のパーツの型紙と板金成型をしてるところで 正午の鐘。タイムアップです。
    この部分の工程の3割まですすんだ、といったところでしょうか。
    明日から盆休みをとるのと
     盆明けにはちょっとした外科手術のため、
    しばらくマルニのレストアはお休みです。
    レストア作業の再開は8月末ごろの予定。
  • BMW2002tii サイドシル修理3 左リア1

    左側サイドシルのリア側の作業をします。
    今日は腐り部分の切除です。
    ピンクのラインで カットしていきます。
    一層目の切除
    うわ~ 中にはごみも溜まって かなり腐ってます。
    ごみをあらあら取りまして 2層目のカットライン入れ。
    このあたりは二重構造になっているのです。
    ディスクグラインダでカット。火花も鉄粉も飛ぶし、危険で汚くて嫌な作業です。
    深層部の腐り部分が 見えてきました
    以前フレキシブルカメラで このあたりのサイドシル内部を覗いたときの画像。
    ご覧の通り、サビの堆積があって かなり腐ってるな~と判断していた。
    サビゴミを取りました。
    サイドシル内部の下に水が溜まって 長年の間 徐々に腐っていたものと思われます
    リアのタイヤハウス側にもまわって 腐りを切除してきます。
    下部のリップのところ、スポット溶接してある部分を タガネで剥がしていきます
    うるさい作業です。
    うるさい、キタナイ、危ない、のUKA作業。(笑)
    気温も高く暑いんですが、長袖のツナギをして、防塵マスクもするから
    もう 汗だくです。
    はい、だいたい 腐った部分は 切除しました。
    取り除いた腐り部分
    すすめかたは
    深層部の強度的構造をしっかりメタルワークで作ったうえで
    中から外へと 二重構造となっているサイドシルを鋼板で作り、
    最期にジャッキアップポイントを溶接で取り付けるという流れになります。
    ここはフロント側の部分よりも メタルワークに時間がかかりそうだな。
  • BMW2002tii サイドシル修理2

    運転席側のサイドシル前方の修理。
    このまま塞いでいってもいいんですが
    丁寧なにしやんは ちょっとひと手間かけて・・・ピンク色の部分をきりとります
    サイドシル内に防錆塗装をするための穴をあけたのです
    サイドシル前方の中が見えます
    以前ここを のそいてみたことがあり
    思ったよりは錆びてなかったのです。
    しかし 錆ひはじめかなぁ、という感じだったので
    今回、あと50年乗っていただくために、防錆処理をいたします。
    このような筆を さっさとつくりまして
    手の届かないようなところにサビキラーを塗布しておきます
    この周辺はもうばっちり防錆処理できました
    1.2mm鋼板でパーツを作り いまあけた穴を塞ぎます
    研磨後。
    続いて その前部のパーツも作ります。
    ここはちょっと複雑でしたが、製作20分といったとこか。
    ここはちょうど二重構造になっているところですね。
    溶接の前に、この部分にちょっとした鋼板片を溶接します。
    この部分はちょうどジャッキアップポイントであり、
    下から押されて たいへんな力がかかるところなので
    これから溶接する鋼板が へこまないようにするための「ひと手間配慮」です。
    全体にスポットシーラーを厚く塗って 溶接の準備OK~
    これで溶接いたします 
    板金ハンマーでたたきながら溶接完了
    重ねた部分にはスポットシーラーの防錆剤が塗ってあるので 錆びません。
    研磨後
    続いてサンドブラスト作業 (庭で野吹き^^:)
    ブラストメディアはホムセンで安売りしていた
    子供用の「あそび砂」(白色の目の細かい珪砂)
    錆をおおよそ落とした ジャッキアップポイントのパーツ
    ドクロベエですね。^^
    これを溶接しました
    ガッチリ溶接してやりました。
    この裏側には先につけた鋼板があるので ジャッキを当ててもへこむことはありません。^^
    錆止めスプレーを吹いて この周辺のメタルワークは完了です
      修理前は こんな風に腐ってました
    ここまで3時間半の作業。 
    しかし アッツイ~~~!
    扇風機、最大風量なのに!
    熱中症にならないよう、すぐ水シャワーします。(笑)
  • BMW2002tii メタルワーク23 パイプフレームまわり完成

    フロア下のパイプフレームの延長。
    もう15cmほど足すだけですが。
    フロアの曲面に合わせてC鋼をカット
    スポット溶接の穴をあけてから 通電性防錆剤スポットシーラー塗布
    内側からスポット溶接
    外からも溶接
    燃料パイプを固定するための金属片を溶接。
    フロア下を通って トランクの燃料タンクにつながる経路。
    エンジンルームの方にも
    研磨後、、塗装して完了
    これは自分のマルニのフロア下ですが
    このように金属製の燃料パイプを取り付けます。
    これを保持するための金属辺です。
    細かい作業も終えて
    これでパイプフレームまわりのメタルワークは完了です。
    ちょうど防錆塗料もひと缶無くなったところです。
    あとは防水シーラーを打つだけ。
    最初はひどい状態でしたが もう安心です。
    最初は 見るも無残な状態でしたからね~
    ちょうど、溶接機のノンガスワイヤーもなくなった
    買っておいた予備に交換
    ついでに カーベキューのフロント側補強バーも加えておきました
    次は サイドシルの方に移ります。
  • BMW2002tii メタルワーク21 リアフロアの穴ふさぎ

    メタルワークも リア方向へと移ってまいります。
    リア側のフロアに錆穴があるのとと 故意に開けられた穴。
    これらを塞ぎます。
    内側に水が溜まって錆びていった・・・という感じです
    まずはキリトリまして
    板金ハンマーやプライヤーなどを使って 1.2mm鋼板を叩いたり曲げたりで整形
    こんな感じまでにしたら 溶接開始
    カーベキューがあると ほんとにラクに作業できるわ~
    100Vノンガス半自動溶接機、スズキッドのアーキュリーノヴァ80(SAYI-80Nも 毎日活躍で調子よい。
    6万近くしたけど やっぱこれ買ってよかったわ。
    これのおかげで このBMW2002tiiは復活出来るといっても過言ではない。
    はい 溶接完了
    ミスで溶けちまった穴があっても、防水シーラーで埋めちゃうので問題なし。
    ディスクグラインダで研磨
    溶接個所を内側から見る
    リアシート下の隔壁部をつくります
    細かい部分は ハンマーで叩きながらぴったりに重ね 溶接していく
    溶接完了 フロア下強度も出たはず
    もうひとつの3cmほどの穴も塞ぎます。
    たぶん昔  リアにつけてたクーラーのホースを通してた穴だと思います。
    錆止め塗料を塗っておしまい
  • BMW2002tii メタルワーク16 リアフロア叩き完了

    預かっているBMW2002tiiのレストア
    パイプフレーム内のごみを飛ばし
    パイプ内の塗装前の脱脂します 
    奥まったところは延長棒の先にパーツクリーナーをしみこませたウエスをつけてキレいに。
    錆止め塗料と延長した筆
    パイプの中を塗ります 溶接した箇所も中から塗装
    フロア下に続くサポート部分の合わせ作業
    このあたりも あとで補強溶接して閉じることになります
    錆止め塗料を塗って 明日溶接します
    リアのフロアの 古い防振材はがし
    盛りあがって変形してた リアのフロアを板金ハンマーで叩いて 元のかたちに整形します
    叩き終わり。カンタン。
    これで左右の後部座席側のフロアが 元に戻りました^^
    車体下は本来の盛り上がりに^^
    あとは細かい錆穴あきなどを補修となります。
  • BMW2002tii メタルワーク15

    アッツイけど 作業を進めます
    カットしたフレームの中。
    錆があります
    錆転換剤サビキラーを塗りこめます。
    延長した筆を突っ込んで塗りこめます。
    奥まったところまで塗れました
    今回 ネットの鋼材屋さん 横山テクノで 購入した角パイプ 40*60*t2.3mm
    60cmで送料込み3500円
    これで 朽ちたパイプフレームを作り直します
    ここはがっちりつけるため 200V仕様のアーク溶接(手棒)で溶接
    角度を慎重に決めながら 角パイプをつぎ足し溶接

    溶接時の長袖ツナギ あつい!
    気温35度!! ホンマにやばい暑さ。
    やっぱ休憩は これだべ~
    梅干しとスイカ
    今日はここまでかな~ 3時間やったら この暑さでは 限界です
    明日はフロア下のサポートフレームとのつなぎ作業か。
    そして、エンジンルーム側壁の 溶接つぎ足し、かな。
    熱中症にならないよう ぼちぼちと やりますわ~