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  • BMW2002tii サイドシル修理16 右側6 完了

    サイドシル後端部分の仕上げ~
    タイヤハウスへのおりしろを作ってあります。
    内部に防錆塗装と 水抜き穴もつくりました
    溶接完了
    折り曲げ
    下側の端を折り曲げる
    折り返し部分の余分な分を削り取って 完了
    継ぎ合わせの部分が はっきりとわかります
    塗装をはがしてから 板金パテで滑らかにする予定です
    サイドモールの取付用の8ミリ穴を あけておく
    サイドシル右側 完了です
    水抜き穴も作り 内部防錆処理もばっちり行い、強度も増しました。
    もう50年、乗れるでしょう。
    切り取って捨てた部分です
    次からは トランク底部のメタルワークになります。
  • BMW2002tii サイドシル修理15 右側5

    預かっている2002tiiのサイドシル修理再開。
    ぴったり!というよりは
    1ミリに満たないぐらいのスキマがあるほうが
    強度が出て溶接できる。
    この隙間に溶接の鉄が溶け入って 左右をがっちりつないでくれる
    溶接の前に 裏面にスポットシーラー塗り
    溶接完了
    ジャッキアップポイントの周りのサイドシルづくり
    スポットシーラー塗り
    溶接完了
    これはサイドシルの水抜き穴とホールプラグ。
    こちらの部分も溶接完了
    後端部の矢印部分を溶接
    今日は 大~小 5枚を溶接しました
    防錆塗装
    あとは後端の部分のみとなり
    今日はここまで。
  • BMW2002tii ステアリングギアボックスのオイルシール交換2

    ステアリングギアボックスのオイルシール交換の続き。
    レストア中のBMW2002tiiのステアリングギアボックスのシールを交換して
    やり方とコツを習得してから、自分のマルニのオイル漏れを直そうという作戦。
    ・・・・・・・・・・・・・・・
    で、下部のオイルシールを交換した レストア中のBMW2002tiiのステアリングギアボックス。
    新しい下部オイルシール(内径28*外径42*厚み8ミリ 外径にシールテープを使用)から48時間置いてオイル漏れはなかった。よし。
    ウォームギアのオイルシールを取り付ける前に、
    ウォームギアの片側の止まりプレートに挟むシム4枚。
    4枚で厚みは1ミリでした。
    きれいに掃除してから重ねます
    ウォームギアの片側の止まりプレートを締め付け。8Nm。
    2本のキャップボルトのボルト穴は、ギアボックス内部に貫通しているので
    今後、もしかしたらオイルがじわじわ漏れてくるかもしれません。シールワッシャ―を挟んだ方がいいかもしれない。
    ではウォームギアの新しいオイルシール(内径17*外径30*厚み7ミリ NOK製)を入れます。
    シャフトのスプライン部にはリップに傷をつけないようにカバーをします。カバーは厚手のニトリル手袋の小指部分を切り取って使用。
    シールのリップ部分に軽くシリコングリスを塗ります
    スプライン部分を通過させしまして
    指で初期はまり込み。
    水道管のブッシング(鋳鉄管継ぎ手)でオイルシールの肩をコンコン叩き込みます。
    青いカバーのかぶったシャフトはスプラインが切ってあるので叩かないように注意!
    無事にツライチまで 叩き込み完了です
    リップ部分(ダブルリップ)もシャフトを抱き込んで 見た目、いい感じになっています。
    トップカバーの取り付け。
    ガスケットシートから切り出した、新しいガスケット。厚み0.3ミリ
    シャフトはこの角度に回しておかないと
    トップカバーはケースまで締め付けることができません。
    ちなみに、マルニのステアリングギアボックスのロック・トゥ・ロックは3.8回転ぐらいでした。
    (センター位置から片側にハンドルをめいっぱいにきって1.8~1.9回転という感じ)
    トップカバー自体にセンターシャフトのねじ山が切ってあるので
    ねじ込みながら取付
    4つのカバーボルトはねじ穴がアルミのため、10Nm程度で締めました。
    中央のハンドルの遊び調整ねじの突き出し量はとりあえずこれぐらいに。
    ここを調整すれば ハンドルのセンターあたりの遊びが調整できます。
    マイナス溝の切ってあるねじの締め込み具合で、ハンドル反応をクイックにしたり、ダルにしたり、任意に調整できます。
    これはまぁ乗り出してから調整すればいいでしょう。
    赤いキャップ穴からギアオイルを満たし(デフオイルやミッションオイルと同じ)
    1日置いてシール部などから漏れが無ければOKです。
    ゴテゴテ油でまっクロけなステアリングギアボックスが
    今回 生まれ変わりました。
                        before画像
    このオイルシール交換に必要な費用。
    ドイツのワロスでステアリングギアボックスのオーバーホールセットを買うと
    6700円+送料8000円と 15000円ほどかかってしまう。
    モノタロウでシール2個とガスケットシートを買えば
    送料込みでも2000円しません。
    コツはつかんだので
    次回 自分のマルニのステアリングギアボックスのオイルシール交換をします。
  • BMW2002tii ステアリングギアボックスのオイルシール交換1

    購入した2本爪プーラーでアームを抜きましょう。
    硬そうなので バーナーでアーム側を炙って 膨張させます
    こうすると抜けやすくなるだろう
    下側のオイルシールは熱でやられますが 交換するからいいのです
    バキッ!と音がして アームが抜け始めました。
    硬く締まっているものが観念する、聞ききなれた音です。
    抜けました~^^
    こういったスプライン溝には、次に外すときのために
    ネバーシーズなどのスレッドコンパウンドを塗っておくと錆びないし
    固着しないでのでいい。
    これで ステアリングギアボックスが 単体として取り外せました。
    オイルを赤プラグから抜いて、19ミリナットをゆるめ、外します
    4つの13ミリホルトを外し、トップカバーを外す
    ギアのかみ合い機構を観察。
    黄色い矢印のハンドルを回せばウォームギアが回転し
    水色のシャフト軸が回る(ステアリングアームが動く)、という仕組み。
    ウォームギアの片側のプレートを外します。
    プレートには4枚ほどのシムがありました。
    ギアのかみ合いを調整するシムのようです
    ヘインズのマニュアルには分解写真が載っています。
    しかしウォームギア一式は圧入されていることもあって
    なるべく外したくない。
    目的はオイルシール交換だけなので シャフトのみ 外すことにします。
    まずギアのかみ合いをこの位置にします。
    この位置が シャフトが抜けやすいのです。
    ギアボックス上方に手で抜いていくのですが
    下部オイルシールのリップにスプライン部分が引っ掛かります。
    構わず、プラスチックハンマーなどで叩いてシャフトを押し込みます
    シャフトが 抜けました
    抜いたシャフト
    ウォームギアを観察。
    左右にベアリングがあります。
    バラバラにしたくないし これは抜く必要がない。
    下部のオイルシールをシールプーラーで外します。
    リップ部分は傷んでいませんね。
    半世紀も前なのに 優秀だね
    内径28ミリ*外径42.5ミリ*8ミリ厚 のオイルシール
    新しく買った 内径28ミリ*外径42ミリ*8ミリ厚 のオイルシールとはめてみる。
    あちゃ~
    やっぱ0.5mm分ほど 外径が緩いな~
    手ではめたり外したり 出来ちゃいます
    かといって外径43ミリでは 大きくて まず入らないだろう。
    シャフトにはめ込み、内径のチェックもしてみる。
    内径28ミリのシール、いい感じでシールしています。
    ダブルリップのシールだから ダストも入らない。
    0.3mm分広がって しっかりシール。
    問題は 新しいオイルシールの外径が0.4~0.5mm分だけ小さい事。
    そこで、オイルシールの外周にシールテープを巻いてはめることにした。
    3巻きでいいかな・・・?
    手でハウジングに置いた「初期はまり込み」は、いい感じです。
    このまま金属プレート片をあてて 打ち込みました
    しっくりと いい感じです。
    あとでギアオイルを満たし、
    シールテープ側からオイルが漏れてこないか、48時間テストを実施します。
    必要なら、外側からさらに液体ガスケットを塗ればいいのではないか。
    ステアリングシャフトだから やたらと高速回転するわけでもないし 問題ないと思うが・・・
    もう一つのウォームギアのオイルシールぬきは
    こういったタイプのシールプーラーを使う。
    鉄の爪をリップに喰い込ませ・・
    テコの原理でシールを抜き取るわけ
    クッ!と カンタンに抜けました。
    ここの新しいオイルシールは 次回 打ち込みます。
    ハウジングの油汚れ落とし。
    真っ黒だったのが キレイに。
    こびりついたガスケットはがし作業。
    ガスケット紙から 新しいガスケット自作しなきゃ~
    シャフトを入れる前に ハウジングの中を観察。
    シャフトの軸受けがあって その周りに仕切られたオイルだまり。
    なるほど、オイル交換の際に硬めのチューブを内部に入れても
    その先でリップを痛めることはないんだな
    オイルだまりが3つに仕切られているから オイルの全量交換は
    難しそうだ。
    ではシャフトにオイルをまぶし 上から下へ入れて
    オイルシールを通過させる。
    この状態で立てて ギアオイルを満たします
    48時間置いて シャフトからオイルが漏れてこないかテストします。
    シャフト下に敷いたウエスがオイルで濡れていなければ合格とします。
    他のパーツも クリーニングしておきますね。
  • BMW2002tii サイドシル修理13 右側4

    サイドシルの後部 
    内部補強部分の仕上げ
    これで内部鋼材の方は終わりです
    後端の穴を塞ぎ
    サイドシルのアールに合わせて削る
    外側の鋼板を貼ります
    小さな鋼板を溶接し ツライチに
    内部構造 完成
    あとは外側鋼板(1.2mm厚)を60cmぶん 貼っていくのみ。
    BMW2002の外側鋼板はわりと厚めでできているので
    溶接作業はしやすいですね。
    現代の車のボディ鋼板にくらべたら はるかに厚いです。
    今日はここまで。
    あすから連休に入ります。
  • BMW2002tii サイドシル修理12 右側3

    型紙取り
    鋼板パーツの板金と 位置決め微調整
    溶接したあと、下端を叩いて折り曲げ
    錆穴が開いていた箇所も塞いだ
    防錆塗装して 前側の完了
    中間部にある 内部補強材をつくる
    サイドシル後ろ側の 内部補強構造にとりかかる。
    ジャッキアップポイントを溶接し取り付けたところで
    タイプアップ。
  • BMW2002tii サイドシル修理11 右側2

    ジャッキアップポイントを取り付けます
    ここががっちり作らないといかんところ。
    溶接し、塗装
    外側の鋼板パーツづくり。
    フチの折りしろ調整と、ジャッキアップポイントにかぶせる形状づくりが
    むずかしー!
    このパーツ製作と調整に 1時間かかってしまった・・・
    溶接し、塗装。
    次のパーツの型紙どり
    とっても暑く キツいので 
    イヤになって 今日はここまでにした
  • BMW2002tii サイドシル修理10 右側1

    右側サイドシルにとりかかります
    切除すると 内部の錆が良く見えます。
    でもこの程度は 表面的な錆ですね
    切り取ったもの
    サイドシル後端部は けっこう 腐りはじめてますね
    鋼板に穴が開くようでは もうだめです
    ジャッキアップポイントの補強部分。
    下部が腐っていますが 左側ほどではない。
    切り取るのは なるべく最小限に留めたいのですが これでは仕方ない。。。
    少しづつ あばいてまいります。
    結局 左サイドシルと同じで
    やっぱりここまで切り取ることに。
    今日切り取った 右サイドシルの腐り鋼板の盛り合わせ。(笑)
    まずはサイドシル内部のお掃除から。
    エアブローとブラッシング。
    そして錆転換剤サビキラーをサイドシル内部に なが~い柄の刷毛で塗布。
    下部の水が溜まりやすいところに じゅうぶんにサビキラーを塗布しときます。
    とりあえず今日は 浮き錆を取って
    あばいた部分全面に サビキラーを塗布しときます
    溶接する際には ワイヤブラシで塗装をはがします
    後部にも塗っとく
    乾燥のため きょうはここまで。
    まだ 残暑厳しいですね~~ ^^; 
    明日からまた 溶接仕事です
  • BMW2002tii サイドシル修理9 左リア7 完成

    型紙から パネルパーツのつくりかた
    型紙から切り出した鋼板をトナリ部屋の加工室へ
    油圧プレスでパイプを押して カーブを成型
    カーブの基準型紙でチェック
    ヘリの部分を折り叩きます
    車体に合わせて 多少 叩いたり削ったりで 修正をくわえる
    裏側にスポットシーラーを塗って バイスで固定し 溶接開始
    溶接完了
    最期のパーツ
    ステンのサイドモールを仮に当ててみて確認。
    曲げて折って・・・
    折り継ぎ部分を溶接して
    裏も溶接と 防錆塗装して完了
    とりあえず防錆塗装しときます
    メタルワークのあとで
    最期は 全体的にサンディングしてならして
    板金パテを入れるなどして 面修正の予定。
    ということで
    左サイドシル、完成。 
    左サイドシルの60~70%は新しくなり、剛性強度もはるかに増したはずです。
    修理前の状態
    カーベキューで 今度は右側を持ち上げて
    次回からは右サイドシル修理の予定。
    そのあと トランク底部の修理にかかる予定。
  • BMW2002tii サイドシル修理8 左リア6

    サイドシル内部 開いた部分の鋼板付
    ジャッキアップポイントを溶接
    この上に外側の鋼板を取り付けます
    鋼板の微調整 切ったり 削ったり 叩いたり 曲げたり・・・
    こういうのに 時間がかかりますね~
    溶接しました
    その横の外板づくり
    これ1枚作るのに20分ぐらいか
    さらにとなりの型紙を制作
    予定があるので 今日はここまで
    あと3~4時間もやれば 完成しそうな感じですね