カテゴリー: 2002tii

  • BMW2002tii ロッカーアームリフター製作

    シリンダーヘッドをばらすにあたり 特殊工具を制作する。
    平鋼6ミリ厚×800mmを2本
    角座金(4.5mm厚)2個で 溶接で製作。
    完成。
    平鋼を2枚重ねて溶接して しならないように剛性を出してある。
    穴は、シリンダーヘッドのスタッドホルトに刺さる穴。
    19ミリの高さの爪のようなものを100mm間隔で8つ溶接。
    何でこういうものを作ったかというと。
    カムシャフトがロッカーアームを押し上げており
    カムシャフトを簡単に抜くことはできないから。
    棒で指した部分を押せば その分、ロッカーアームはリフトする。
    この原理を使う。
    このツールを使い、8つあるロッカーアームを全部リフトさせて
    カムシャフトをすっと抜けるようにしたい。
    ロッカーアームの「Eccentric」と呼ばれる「偏心コマ」がある部分に
    ツールの爪をあて・・・
    クランプの力で9mmほど押し下げれば、

    ロッカ―アームがリフトし、カムから離れることになる。
    L型クランプで9mmほど押し下げるだけ。
    ヘッド本体は机にべったり置かないで、木片をかませてかさ上げしておくこと。
    ツールがヘッドの上面にあたるまで 2本のクランプで押し下げれば
    4つの吸気側ロッカーアームが全部リフトしている。
    (このとき、4本の吸気バルブがヘッド下面に突き出ることになるので
    ヘッドの下に木片などをかませて 床からかさ上げしておかなければいけない。これを怠ると、バルブが曲がってしまうかもしれない)
    排気側も同様にリフトさせれば、カムシャフトは完全にフリーになるので
    一発で抜けるはすだ。
    これまでは、L型の自作ツールを使い、てこの原理でロッカーアームをリフトさせていたが
    これが大変面倒だったので、楽にカムシャフトを抜くことができるツールを今回制作したというわけ。
    先日、BMW2002にも載っているM10エンジンのシリンダーヘッド分解の動画を見ていて思いついた道具だ。
    この動画では BMW社ファクトリー正式のしっかりしたツールを使っていたが、
    ホムセンで買ってきた材料で自作でも同様のものが製作出来る。
    カムシャフトを抜いた後は、ロッカーシャフトを抜くための
    直径15mm×450mmの鉄棒が必要になる。
    かつては15mmの木棒でもやったが、やはり鉄棒には敵わない。
    ただし 棒の先端に真鍮ナット(MAX直径15mm)を加工して鉄棒にはめ込んだ。
    ロッカーシャフトにあたる部分が 打撃の衝撃で 傷まないように
    鉄より多少柔らかい素材を取付た。
    分解するための道具もできたので 明日から シリンダーヘッドのばらしにかかる。
    ワロスに注文したパーツ類の出荷通知メールも届いた。
    このメールが届いたら、あと5日ぐらいで到着する。
    ヘッドをばらして 各パーツを洗浄し終えた頃に
    ちょうどパーツが届くってかんじかな??
  • BMW2002tii ヘッドのスタッド抜き

    シリンダーヘッドでやること
    ・スタッドボルトの交換
    ・エキマニの交換
    ・バルブステムシールの交換
    ・バルブすり合わせ(バルブ密閉度向上)
    ・後端のコネクタパイプの交換
    ・全体的にカーボン落とし
    まずはエキゾースト側のエキマニのスタッドボルト外しから。
    (画像は最後の1本を抜くところですが)
    もともとこの2002tiiには 変なタコ足エキマニがついていた。
    もうちょっと曲げろよ~という感じのタコ足ですが。(笑)
    中間マフラーへの接続部がまた酷いんだわ。
    なので、ノーマルのエキマニに戻してやるつもり。
    こいつも サンドブラストぐらいしてやらんといかんが。
    エキマニをヘッドに取り付けるスタッドボルトの状態。
    半世紀も交換しないでいるので状態が悪い!!
    ねじ山が 錆びて 痩せてきてます。
    スタッドボルトは ダブルナットで 抜き取ります。
    M8ナット2個を通しまして
    先に入れたナットをスパナで固定し、あと入れしたナットを ぎゅっと締めこむ。
    これでスタッドと2個のナットが一体化する。
    あとはナットを 緩む方向にまわしていけば(ナットは空回りしません)
    はい スタッドボルト、抜けました~
    いずのスタッドも とっくに寿命です
    新品は ワロスに8本 注文済みです。
    スタッドだけじゃなく、エンジンOH関係のパーツ、ブレーキ関係のパーツ、
    足回り&ステアリング関連のパーツを
    三日前にまとめてワロスに注文。合計37万円でした。
    1週間で届きます。
    DHL→クロネコを経て自宅に届くと、配達してきたクロネコヤマト配達員に玄関口で消費税分として いくらかとられますので合計40万円近くになると思われる。
    為替相場、1ユーロが160円なのが痛いよね~~~~
    この2002tiiのレストアで、ドイツのワロスへのパーツ注文としてはこれで3回目。
    今回を含めて パーツに合計80万円ぐらい支払っています。
    エンジンが仕上がって、今後、内装及び外装の方にかかっていくと そちらのパーツも必要になってくるはずなんで、ワロスにはあともう1回ぐらい注文する予定。
    結局、ワロスからのパーツ購入総額は110万円ぐらいになるとの予想。
    (ワロス以外の店やヤフオクから購入したパーツなど計算に入れてませんので、1台のレストアに100万円程度ですむと思わないで)
    使えそうなものはなるべく再利用か自作を心がけているが、1,2年でアウトになりそうなものは新品に交換しちゃうよ。
    それでもこれぐらいはいっちゃう。マルニのパーツも少しづつ高くなってきてるしね。
    さてスタッドの抜けた排気側。
    一方、吸気側のスタッドはこの程度なら このまま再利用です。
    ダイスでねじ山の錆をさらっておけば なおいいでしょうが。
    では ヘッドのばらしに かかるかねぇ~~
  • BMW2002tii オイルポンプ点検

    エンジン腰下回りのパーツを洗浄しながら 点検していってます。
    地味な作業ですわ・・・
    オイルポンプの点検。
    外した時はごらんのとおり真っ黒に汚れてた。
    オイル管理 悪かったな~
    分解して「トロコイドポンプ」を観察。
    チェーン駆動で軸が回転することでオイルが圧送されるしくみ。
    アウターローターを外してみてみると・・・
    ギアの摺動面(アルミ素材)に深めの線キズ発見!
    ギアを見ると、何か金属片を2か所噛んでおり
    ギアに食い込んでいるではないか!
    別角度で もう一枚
    これじゃあ あんな線キズもできるわな~
    オイルに入り込んだごみを噛んじまったか・・・
    リューターで食い込んだ金属片のでっぱりを慎重に削り、
    全体的に軽くオイルストーンがけ。
    オイルをたらし、組み込み。
    ちゃんとひっかかりなく、トロコイドギアが回転することを確認。
    インナーローターの凸が4つなのに対して、
    アウターローターの凹が5つなのがこのポンプの仕組みのミソ。
    軸が回転することでオイルを吸いこみ、そしてかつ、オイルを押し出す仕組みとなっている。
    まぁ あの傷で油圧が不足することはないはず。
    新品のオイルポンプなんて出ないから このまま洗浄して再利用だ。
    リリーフバルブの部分も分解。
    あ~~ やっぱ中には スラッジが・・・。ここも洗浄~~
    灯油で洗浄。
    スプリングと、スライドピンに異状なし。
    ポンプのオイル吸い込み口には 異物の吸いこみはなく。
    なるべくきれいに洗浄して エンジンへの組み込みを待ちます。
    それまでオイルをまぶしておいて 錆びないようにして保管しておく。
  • BMW2002tii エンジンブロック塗装

    プラサフを塗装して1日置いたエンジンブロック。
    上塗りとして2液ウレタン塗料のブラックを塗ります。
    塗料主剤を200g計量→硬化剤とシンナー加えて330gに。
    【塗料主剤10:硬化剤1】 この総重量を100とし、シンナーを40~60%加える。
    まずはスプレーガンのエア排出量や塗料排出量を調整をしながら うす~く捨て吹き。
    乾燥の間、他に塗っておきたいものを錆取り。
    これはインジェクションポンプをベルト駆動するプーリー。
    プラサフ吹き
    同じ腰下パーツであるエンジンマウントのステーも一緒に塗ります。
    ブロックは2回に分けて塗装。
    ブロックとしては十分な膜厚がつきました。
    雪が無いので こういう作業が外でできます^^
    レストア直後は この塗装の光沢「濡れ感」が
    あたかもオイル漏れしてるように見間違いやすいのですが
    走るにつれ だんだん埃がついてきて 艶けし状態になっていきます^^:
    あとはマスキングをはがし、余計な箇所の塗装はカッターで削ります。
    また、エンジンブロックにはスターター取付部に7桁のVIN番号(車台番号)と原動機型式「2.0」が刻印されていますが、そこは予めマスキングをしておいたので はっきり文字が読み取れます。
    あとはメクラ蓋8つを打ち込んだら 汚なかったブロックのOHは終わりです。
    (パーツはまだ選定中で注文していない)
    次は他の腰下パーツ、
    オイルポンプ、ピストン&コンロッド、クランクシャフトなどなどの洗浄と点検/計測に入ります。
  • BMW2002tii オイルパン塗装

    パーカライジング処理の終わったオイルパンにプライマーサフェーサーを塗装します。
    ロックペイントのスプレープラサフ使用。
    1回目の捨て吹き
    その後、3コート。
    これで下地塗装は完了。
    翌日、上塗りをします。
    ロックペイントの2液ウレタン塗料をスプレーガン塗装。
    いつもは刷毛でべたべた塗っちゃうところですが、今年のにしやんは気合入ってます。(笑)
    ソリッドカラーのブラックを80gに、硬化剤やシンナ―をいれて合計120gで足りるやろ
    1回目 捨て吹き ・・・といいながらちと濃かったかな?
    そのあと2回に分けて上塗り。
    乾燥させて完了です。
    2液ウレタンは主剤10に対して硬化剤を1混ぜるから 気温が低くても乾燥と硬化は早いね。

    しかも、ガソリンやオイルにも強く、塗膜が硬い!つまり、強い塗膜になります。

    まぁ、オイルパンって、まず、人目に付かんところやけどね~
    オイルパンの内側はもちろん 塗装しない。^^
    エンジンオイルをしみこませた布で内側を拭いて エンジン組上りまでの間、錆びないよう油膜を作っておきました。
  • BMW2002tii オイルパン清掃と塗装下準備

    エンジン腰下のレストアという事で
    一番下の部分、オイルパンも大事なパーツです。
    とにかく底にヘドロ化したスラッジがたまってるので 灯油で洗います
    ガスケットのカスもワイヤブラシでこそげ落とします
    続いて外側。
    錆がひどい・・・でも、へこみなどは無。
    ワイヤカップブラシでさび落とし
    細かなところはコイツで
    こーんなもんだろう
    オイルパンは外側を塗装するんですが 塗装前の下地処理をする。
    塗装の食いつきをよくするために Metal Ready で鉄の表面をパーカライジング処理
    適正処理温度は摂氏20~60度で10~20分濡れた状態にするんだが。。。現在の気温5度。

    パーカライジング処理とは?
    リン酸および可溶性リン酸塩を主体とする水溶液(metal readyなど)で金属を処理し,その表面に不溶性リン酸塩皮膜をつくる化成処理法。 鋼板の表面に亜鉛と鉄の複合リン酸塩を主体とする皮膜を形成させる。被膜の平均の厚みは0.1~3μm程度。防錆効果を発揮するだけでなく、塗装の食いつきが良くなりはがれにくくなる。

    筆でぬりぬり30分
    乾かないようにラップし、晴れているのでドライブに出かけ。
    このまま3時間放置。
    ドライブから帰ってから下地処理剤Metal Readyを よーく水洗いで流す
    見た目はわかりませんが、表面にリン酸塩被膜、できてます。たぶん。
    乾燥させると なんとなく表面の色がグレーっぽくなっているのがわかります。
    温風で完全乾燥させます
    明日、塗装します
  • BMW2002tii エンジンブロック錆取りなど

    エンジンブロックの古いメクラ蓋を外します。
    ポンチでガンガン叩いてクルリと回れば プライヤでつかみ取るだけですが
    向こう側に落ちるときもあります・・・
    でも大丈夫、プライヤで引っ張り出せばいいのです
    メクラ蓋の裏側は錆びてるだけならいいけど、
    穴が開きそうなぐらい腐食が進行してる場合も。
    7個 ぜんぶ取れました
    突き破ってしまった蓋は それだけ腐食が進行していたやつです。
    ウォータージャケット内に堆積した赤さびを
    鉄の棒の切れ端でツツイて落としているところです。
    この作業、根気がいります~~~~~。
    底の方に堆積した錆が おおかた落ちました。
    手の感覚で 棒が底を引っ搔いているのが判ります。
    このあと徹底的にエアブローして 赤さびを取ります。
    紙コップ1杯分ほど 取れましたよ!
    フレキシブルカメラで 錆取りの成果を確認します。
    ウォータージャケットの穴からカメラを入れる
    底の部分には もう錆の堆積はないですね^^
    メクラ蓋のところの裏側です
    シリンダとシリンダの間の箇所。もうちょっと掻き取りたいが。
    ウォータージャケット内の錆取りはこんなもんでいいでしょう。
    トイレ掃除用サンポール(中身は希塩酸)を満たして中をきれいにしただとか、ユーチューブで見ましたが、
    そこまですることはないですね。あの匂いキライだし!
    ヘッドボルトの穴の中をきれいにしておきます。
    けっこうスラッジ溜まってるんですよ。
    外側のヨゴレ取り。
    ワイヤカップブラシをグラインダで。
    きたねぇ~作業・・・
    細かいところはコレで錆とり。
    ガンコにこびりついた汚れ落としです。
    さらにスチールウールで。何と丁寧な!
    今日はここまで。
    ハあ~~ 疲れた!!
  • BMW2002tii エンジン分解3シリンダーヘッド分離

    シリンダーヘッドをブロックと分離します。
    ディストリビューターの刺さるハウジングを外す。
    その下にある パイプコネクタを外す。
    エンジンからヒーターコアへクーラントの流れていきますが、エンジン側の出口の部分になります。
    けっこう錆びてるので新品に交換するつもり。
    アッパーカバーを外します。
    カムシャフトプロケットと タイミングチェーンがあらわになります。
    スプリング式のチェーンテンショナを外します。
    カムシャフトスプロケットをカムシャフトから外したら
    タイミングチェーンは横に寄せて置いておく
    10本あるシリンダーヘッドボルトを緩めて外します。
    この長く太いボルトが ヘッドとブロックをがっちり緊結しています。
    このボルトは緊結の時に大トルクで締められてさらに角度締めされてるので塑性域まで伸びきっているので、再利用はできません、新品を買うことになります。
    シリンダーヘッドをゴムハンマーで叩きショックをあたえ、取り外したところ。
    シリンダーブロックとピストンが見えました。
    古いヘッドガスケットをはがします。これまでごくろうさん。
    今後、クランクジャーナルの計測等、いろいろ計測を行ってから ピストンを抜くことになります。
    赤茶色い不定形の穴がウォータージャケットで、クーラントの通る通路。シリンダーを取り囲んで冷やすわけですね。
    手前側の直線的点線的な穴はオイルの通り道。
    こちら 取り外したシリンダーヘッド。
    ヘッドも冷やすためにウォータージャケットがありますよ。
    1番シリンダ燃焼室。
    良く焼けてるようみにえるが。
    TDCで取り外してるので吸気/排気バルブは両方とも閉じてます。
    大きいバルブが吸気バルブ、小さいのが排気バルブ。

    バルブの間にある小さなでっぱりがスパークプラグの先端。

    2番シリンダ燃焼室 ちょっとすすけてますが 許容範囲かなぁ?でもプラグ先端まですすけてる
    3番シリンダ燃焼室 
    最もカーボンがひどい。排気バルブすら黒いもんね
    プラグのギャップがカーボンでつながりそうだよ?燃焼室内にオイル漏れしてたかな?
    あるいは混合気が濃いか。
    この車、アイドリングで黒くすすけた排ガスが出てたもんね。
    オイルが燃えてるんなら エンジンOHで治るが。
    オイルが原因でなく混合気が濃すぎるというなら、インジェクションポンプの調整か・・・?
    4番シリンダ燃焼室 こちらもカーボン多め
    ちなみにこれは キャブ仕様のBMW2002Aのシリンダーヘッドを降ろした時の写真。
    まぁ・・・どのマルニもこんな具合に黒くすすけてますわな(笑)
    ただしプラグ先端はすすけてないからね。
  • BMW2002tii エンジン分解2

    ヘッドにへばりつく インマニ取り外し
    冷却水のディバイダの取り外し
    2つのセンサーがあります。
    左は水温センダー(水温メーター用)。右はサーモタイムスイッチ(コールドスタートインジェクタが冷間始動時にガソリンを何秒吹くかを水温で決める)。
    う~む・・・ この腐食具合・・・・JBウエルドで補修すれば再利用できるかな~???
    幸い 新品で出ますが2~3万円するのだ・・・。 
    あとのことを考えれば 新品があるうちに買っといたほうがいいだろうな
    ブロックの排気側。
    まるいへこみはブロックのメクラ蓋(フリーズプラグ。万が一冷却水が凍ったときにここから氷があふれ出してブロックを割るのを防ぐ安全装置)
    パテみたいなもんが詰めてあったり 黒く塗られていたり、錆が溢れ出ていたり・・・
    1番シリンダ付近のメクラ蓋。
    ドライバでつついたらパテがはがれた(笑)
    水漏れしてたのかな
    4番シリンダ付近のメクラ蓋。
    ウォーターポンプから一番遠いところ
    下にあるのは ブロック内冷却水排出用のボルトだが
    外しても中は錆の堆積物で埋まっている。
    冷却水管理の悪いマルニはみんなこうなってるね。
    上のメクラ蓋をつついて破壊してみると 中は・・
    うぎゃ~!赤錆の堆積!
    ここの位置まで錆が溜まってるの?!!
    見えるところをドライバでほじくり出したが・・・
    こりゃ相当なモンやな~~~~(泣)
    このちょっとほじくっただけでこの錆よ・・・・
    酷いな~~~ やりがいがあるといいますか・・・
    エンジンブロック内のウォータージャケット内の3~4割は、錆で埋まってるなこりゃ
  • BMW2002tii エンジン分解1

    この寒波でまた雪が降りましたな~
    でもここ富山の海沿いでは 積雪12cmってところか。
    では2002tiiのエンジン分解始めます。
    BMW2002tiiのエンジンとボディのカーベキュー
    エンジン上部にはインマニがでーんと鎮座しているのですが。
    エンジンを降ろす前に 外しておりました。
    エンジンを吊るワイヤがひっかるのでね。
    では
    機械式インジェクションの燃料デリバリパイプから。
    このパイプだが、どのぐらい持つのだろうか。
    割れる状態ではないが、やはり劣化していくんだろうからねぇ・・
    インジェクタの部分、このように 分割なるんだね
    ここに圧のかかったガソリンがポンプから送り込まれると
    どういう仕組みで(構造で) ガソリンを霧にしてんのだろうか
    インジェクションポンプはクランクプーリーによってベルト駆動される。
    なんか、ポンプのスプロケの合いマークがずれてるような?
    これで正常なのか?
    プラグの点火時期みたいに圧縮上死点前で何度か合わせるのだろうか
    大トルクで締まってるクランクプーリーナット(30mm)は、
    エンジンを降ろす前に緩めておいてありました。これがコツ。
    エンジンスタンドにのせてから緩めるのは 大変なんです。
    クランクプーリーを外しますと 駆動ベルトも外れます
    ベルトは意外に薄いものだった。
    バルブタイミングのコグドベルトのような感じでは ないな・・・
    フロントオイルシールからのオイル漏れ。
    当然 交換する箇所ですね
    ホース類も外していきますが
    水回りの錆というか腐食がひどいなぁ~このエンジン・・・
    質の悪いクーラントを使っていたんだよな~
    この分じゃ エンジンブロック内のウォータージャケットも・・・おお、こわ。
    インマニ下のパイピングも複雑だなぁ~
    やっぱりキャブ車とは勝手が違うや
    ひとつひとつ 外していきます
    ウォーターパイプは 腐ってました・・・
    今日はここまで。
    次回は
    インジェクションポンプ外し、
    そしてシリンダーヘッド降ろしあたりかな。
    さぁ~ また 雪かきしなきゃ