投稿者: nudeware

  • BMW2002tii サブフレーム修理(牽引フック溶接、マウントステー補強)

    フロントのサブフレームに牽引フックが無かった件
    やっぱり この際 作っておくことにした。
    10ミリの鉄丸棒をプロパンバーナーであぶりながら曲げ加工する。
    水道管の鉄パイプを使うと曲げやすかった。
    かつて切り取られた跡
    中途半端なものは全部切り取ってきっちり作り直す
    ベースの3mm板を溶接した後 手曲げフックをバイスでサブフレームに仮固定。
    200Vアーク手棒溶接でしっかり溶け込ませて ガッチリと溶接完了。
    これなら1トンのクルマを牽引フックにかけて引っ張っても外れまい。
    元からついていた方の牽引フックの溶接が
    なんだか 頼りなさそうに見えてくるくらいだ。(笑)
    昔3000円でヤフオク!で買ったアーク溶接機、いまだに使えてる。
    もう一か所。
    左側エンジンマウントのステーの根元を補強溶接。
    経年劣化で ここに裂けるようにひび割れクラックが入ってくることがあるとのこと。
    実際、ほんのかすかな亀裂が認められたのだ。
    溶接熱が冷えたら 防錆塗装。
    これで 積載車にウインチで引っ張って乗せたり
    動かないようにワイヤで固定するのも OKです。^^
  • BMW2002tii フロアカーペット敷き

    ヤフオク!で購入した中古カーペットも、洗浄し染めQで着色して使える状態になりました。
    フロア修理の最終回、いよいよカーペットを敷きます。
    ここで これまでのフロア修理を振り返ってみる。
    入庫時。カーペットもなく、ツギハギだらけのフロア
    下を見ると錆びて腐っており かろうじてフロアを保持しているフロアサポートのフレーム。
    もう最悪の状態であった。
    フロアのパネルをワロスから左右購入。
    50年経ったいまでもこういうボディパーツが出るってのがマルニの素晴らしいところ。
    カーベキューを組み、フロア切り抜き。
    ついでにフロアサーポートも部分も切り取った。
    フロアを作るには、このフロアサポートの部分も作らなきゃなんない。
    これをやってたのはちょうど昨年2024年の夏だ。暑かったなぁ・・・
    後ろ側のフロアもなぜかボコボコになっていたのを ハンマで叩いて直した
    溶接したパネル
    フロアサポートとともに完成し、防錆塗装
    内側も下地塗装
    上塗り塗装と防水シーラー打ち。
    フロア下にチップガードの防錆塗装
    防振材レジェットレックス貼り
    防音材チップクッション敷き
    まんべんなく敷き詰めた。
    そんなことを思い出しつつ
    カーペットを載せる
    敷きました。ぴったりです^^
    このあたりは多少カットしたり穴を開けたりの作業アリ。
    リアシートの立ち上がり部分も カーペット貼ります。(上の面を接着の必要あり)
    ちゃんとフチまでしっかりカーペットが来るし^^
    シート取り付け部カットも ぴったりだ。
    運転席の足元
    これはAT車用のカーペットだから、今後、MT用にペダル穴を切らねばならない。
    アクセルペダルの横に、靴のサイドがパーペットと擦れないようにする扇形のガードがあるのがいいね。
    元からこの車に載っていた安物フロアカーペットを敷く。
    ・・・まぁ…納車後にもっとかっこいいの、おごってやってくださいな。
    こうやって、折角きれいにした次第にカーペットが見えなくなっていく・・・。
    で、ペダルの部分をL字型にカットする。
    え~なんで?と思うかもしれないが。
    ここをカットしておくと、かんたんにペダル部分のカーペットをめくることができ、ペダルボックスのメンテをしやすくなるのだ。
    乗りながらブレーキペダルやクラッチペダルの遊び調整をしなければならないのである。
    このカットのおかげで どんなにメンテしやすくなるか。
    運転中は足もとなんて絶対に目にしないし、見た目は二の次なのである。
    これは、自分のマルニでペダルの遊び調整をしているところの画像。
    ボンネットオープナーのレバーを取りつけるサイドのカーペット部分。
    こんなに色濃い新品みたいなカーペット、他のマルニでみたことないわ。
    やった~
    ついにフロア修理完了!!
    ここまで 長かったな~~
    まだまだ 室内作業あるから よごれないように養生しとこ。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    さて次は・・・
    ペダルやステアリングをごちゃごちゃ取り付ける前に、
    まずは配線束を車体に戻すべきやろな。
    (これは外した時の記録画像です)
  • BMW2002tii 蒸散ガス液化タンク取付

    昨日リアスピーカー取付で課題となった
    蒸散ガス液化タンクの取り付けを行うため、ステーを制作する。
    このようなものを制作
    こういうのつくるの、好きよな~(笑)
    タンクに取り付けて
    そのまま、差し込むだけ~。
    どこにも 干渉しない。
    本来はもっと10㎝ほど奥に取り付けられていて
    トランクを開けてもなかなか見えない液化タンクだが
    これでも全然問題ないだろう。
    あえて容器を90度回転させて設置し、ホース接続をわざと見せているところがミソ。
    このほうが ホースの劣化チェックや交換時など、のちのちメンテしやすいのだ。
    オーナーさんに引き渡したあとでも修理やメンテ時は必要になる。
    のちのちの事も考えて、洞察力フル回転でレストアしているのである。
    レストア前は 容器がスピーカーにあたってしまうもんだから、こういうふうにタイヤハウスにビス止めされていた・・・。
    ・・・容器にこんな角度がついていたのでは、液化したガソリンも隅に溜まってしまい、タンクに戻っていかないだろうが!(怒)
    機構の仕組みを理解していない者の、まずい修理の例である。
    このマルニ、以前どんな程度のメンテがされていたのか・・・・想像もしたくない。
    蒸散ガス液化タンクのはたらき。
    下の方から読むとわかりやすい。
    気温が高くなるとガソリンタンク内で蒸散ガス(これがたいへん臭い!)が発生するからそれをエンジンに吸わせているんだけど、
    夜になって気温が低くなると今度は蒸散ガスが容器内で一部液化して溜まり
    それはチューブをとおってガソリンタンク内に自然に戻っていくという仕組みだ。
    まぁ、当時の公害対策の装置ですな。
    もしトランクルームをあけたとき なんかガソリン臭いな~~ということがあったら
    この容器に接続されているゴムホースの破れなどの劣化を疑ってみる。
    ちなみにマルニの前期型である通称「丸テール」では この液化タンクの設定が無く、
    臭い蒸散ガスはトランクの底に設けられた排出口から大気に放出されている。
    (今じゃ ますありえないな~)
    そういえば
    やり残していた燃料のリターンラインを接続。
    内径8ミリホースから6ミリホースへの変換あり。
    8mm~6mm変換タケノコ使用。
    燃料タンク回りは90%完成。
    残りは 燃料タンク注入口のゴムパーツ新品をワロスで買い
    鍵付きの燃料キャップとともに取り付けるだけ。
    古いゴムパーツは、残念ながら経年劣化で亀裂が入っていたため、交換しなければなない。
    細いチューブが、蒸散ガス液化タンクにつながる。
    その他の必要な細かいパーツとともに 近々ワロスに注文する予定。
  • BMW2002tii リアスピーカー取付

    レストア前のリアスピーカー部分。
    カバー外し
    ペナペナで汚れており、しかも真ん中にクーラー吹き出し口の大穴が開いていた。
    スピーカーは経年劣化でコーンが割れていた。
    で、今回、作り直す。
    ますは段ボールで型紙取り。
    それを13ミリ厚の桐材に写し取り、カット
    スピーカーの穴もあける
    合成皮革をボード形状にあわせてカット。
    スピーカーカバー取付のための仕口。金具取付。
    ガンタッカで合成皮革を折り曲げて止めていく
    ボード完成。
    今回使うスピーカーセットの新品も届いた。
    モノタロウで4000円程度で売っており2wayで130Wだし性能も悪くない。
    以前レストアしたマルニにもこれを取り付けた実績あり。
    ビスで取付。右側。
    右のこの部分は、ちょうど蒸散ガス液化タンクの取り付け位置に近い。
    スピーカーの一部があたってしまうが、スピーカー優先で取り付けた
    蒸散ガス液化タンクは 位置を手前にずらして取り付けることにする。
    なんか適当に 自作ステーで対応できるだろう。
    左側スピーカー。
    中央の四角い大穴が気になるな~
    で、穴隠しにスピーカーの元箱を針金で括り付けて置いた。
    どんなスピーカーがついてるのか性能もわかるし、悪くないでしょ。
    スピーカーカバーの化粧直しを少々。
    シルバーだった格子部分は ブラックに塗装する。
    ボードへの取り付け仕口は M4スピードナット と M4×50タッピング使用。
    (画像は 位置合わせのために長いくぎを刺してます)
    このように取りつけ
    スピーカーカバーを左右に取り付けて完成。
    では車体に組み込む。
    組み込む前はこうなっている。 きたぁね~(笑)
    ボードを組み込んだら自作ステーで押さえつけ固定。これでガタつかなくなる。
    もしボードを取り外したいときは このステーを取るだけだ。
    はい完成!スッキリ、シンプルが一番やね。
    なんかこのままのスッキリ感がいいな~~
    ハイマウントストップランプの取り付けは、やめよっかな~。
    このあと、リアシートの背もたれを取り付けるだけ。
    厚みのある、シッカリしたボードができた。
    ボードに貼った合皮も スピーカーカバーも ぜんぶブラックに統一したから、
    リアガラスに妙な映り込みや反射もないだろう。

  • BMW2002tii ヘッドライトリフレクタを再メッキに出す

    マルニのヘッドライト。
    ハロゲンバルブ H4タイプ
    これ、新品では出ません。
    新品があっても それは欧米の右側車線通行用で
    しかも高い!
    このtiiについていたもの。けっこう 状態が悪いんです。
    今あるものを、綺麗にするしかない。
    ちなみにガラスはHELLAの平面タイプ。
    ガラス単は、ワロスで数千円で買えるので、割れたら交換できるのですが。
    問題は、この球面のリフレクタなんです
    ヘッドライトをばらすためには、このゴムの部分をずらし、
    光軸調整用のねじのはまりを外せば、リフレクタが外せます
    こういうゴム部品も外し
    ハロゲンバルブの座金も 3か所の部分でカシメで止まってるだけなので
    ペンチで曲げてやればあっさり取れる。
    外したリフレクタ
    鉄素材のリフレクタに、アルミ蒸着メッキをしたものだろう。
    50年もたつと、メッキが劣化してくる。
    ご覧のように、蒸着メッキ部分がかすれていて、状態が悪い。→反射率が悪い
    たぶん車検時の光量検査も基準値に届かず危ういのではないかな。
    もう片側は もっとひどくて アルミテープが貼ってあった。
    過去に車検の光量検査で通らなくて、最も安い手法で反射率を上げて車検を通したものと思われる。
    実際、このリフレクタで自分のマルニで光量検査をしたが、
    光量自体はパスしたものの、光が集中せず、カットラインがうまく出なかった。
    この状態でも 車検パスは大変危うい。
    こういうアルミテープは剥がしちゃいます。
    あっという間に剥がれました。しっかリ密着もしていなかったみたい。
    光軸調整用のねじの取り付けリベット
    削って外す
    リフレクタのみの状態にし、メッキ専門業者「メガ東海」さんに出して再メッキをしてもらう。見積りでは、1個あたり25,000円であった(サンドブラストの後、専用下地塗装をし、アルミスパッタリングメッキのあと、トップコート塗装)。
    納期は通常1~2か月必要、状況により最大4か月とのことで、いま、早めに出しておいたのだ。
    まぁ、今年の年末までにはきれいになって戻ってくるだろう。
    再メッキがいい具合であれば、自分のマルニのリフレクタもお願いするかも。
    普通はリフレクタの再メッキなんてすることないのだが
    状態が悪いマルニを買うと、残念だが こういう余計な費用も発生してしまうのだ・・・。
    ただ、ここで再メッキをしておくと、今後、車検時に光量不足で悩むこともなくなる。
    普通の安いH4ハロゲンバルブ装着でも 余裕で 光量検査はパスするだろう。
    今回はH4ハロゲンバルブで行くつもりだ。
    LEDバルブを装着すると、2002オリジナルの配線経路ではハイビームが点灯しなくなったり、メータ内の青色インジケータが点灯しなくなるので。(→車検に通らなくなる。経験済み)
    リフレクタ以外の部品
    なぜか 片側の外側リング部分が 妙にがたがたで。。
    この黒リングは はめ込み式なのであるが(パーツはワロスで出る)
    過去に取り付けの際に なんかで叩いてしまったのかなぁ?
    まぁ ヘッドライトの機能に問題ないので今はこのままにしとく。
    気に食わなければ、納車後に交換してやってください。
    HELLAオリジナルのガラスは問題なし。
    ちなみに 日本の道路、左側通行用のレンズカットです。正面を照らすのはもちろんだが、一部は左側を照らすのだ。
    時計の針の8時~9時半の部分に扇形のカット形状がある。これが右肩上がりのレンズカットを生み出し、左側を照らす。
    先日ヤフオクに出ていたヘッドライト左右セットは、このカット形状が逆にあり、左側通行用のものであった。
    レンズ内側の汚れを 台所の洗剤で洗浄
    乾燥させる。
  • BMW2002tii ペダル、フロントアクスルの洗浄、ブラスト、塗装

    ペダルボックスを分解します
    裏側、けっこう錆びているんです・・・
    それに、過去に溶接補修されている。
    錆で穴が開いたので補修したのであろう。
    ペダルボックスは BMW2002では良くさびるところです。
    クラッチペダル、ブレーキペダルのリンクを外していく
    全部 ばらしました
    クラッチマスターシリンダー。
    オーナーさんが「クラッチ操作が重い」と言っていた原因がこれ。
    こんなに錆びてりゃあねぇ・・・。
    ロッドも取ってみましたが なかなか錆が進行していてもう少しで折れそうです。
    クラッチマスターシリンダーはワロスから新品が出るので、まるっと新品に交換します。
    ペダルボックスはサンドブラスト。
    メディアはホムセンで売ってた「あそび砂」15kg袋700円。
    子供の砂場用のものですが、中身は白い珪砂のこまかいやつです。
    安いし 完全乾燥状態で袋に入っているし、なかなかいいと思います
    残った錆びは レノバで錆転換&コーティング
    乾燥後、錆止め下地塗装。
    後日、上塗りで2液ウレタン塗料を刷毛塗りするつもり。
    フロントアクスルのステアリング・リンク部品も 灯油で洗浄して錆取り。
    矢印の部分はボールジョイントを取り付ける箇所だから しっかり錆取りして、レノバ吹き。
    錆びたアーム類もサンドブラスト。
    そして錆止め塗装。コッテリと。
    きれいになった~^^
    フ~暑い!冷却ベストの「アイスマン」着てても熱い!
    熱中症にならんように飲むスポーツドリンクの消費量、半端ないです。
    オーナーさん、スポドリの残暑見舞いは大歓迎ですよ~待ってます
    汚れまくったフロントアクスルのサブフレームのサンドブラスト・・・。
    いままで放っておいたが、いよいよやらねば ならんか・・・。
    角度を考えて撃ちますが、それでもやはり砂が跳ね返って 全身砂まみれです。(笑)
    これがイヤでねぇ・・・
    砂は庭の目土としてばらまいてるようなもんだから庭先の野吹きでいいんです。
    でかいツツジの根元で吹いてるので ツツジが砂の飛散防止となってくれてます。
    入り組んだ個所のみサンブラし、平面な箇所はワイヤブラシで錆取り。
    錆止め塗料をコッテリ塗り。
    よーし 大物やっつけた!
    ふ~~ やっと半分 終わった~
    猛暑日に やるような作業じゃないわホンマ。
  • BMW2002tii 染めQで内装着色

    染めQ ブラック と ブルー 各1L原液 
    届きましたのでスプレーガンで着色します。
    1Lで7㎡塗れる(スプレーガン使用の場合)。
    送料込み 1L 16200円でした。スプレー缶タイプよりもはるかにお得。
    そのまま塗るだけ。硬化剤など必要なし。
    スプレーガンの洗浄も、2液ウレタン塗装用の洗浄用シンナーでOK。
    クロームの部分にはマスキングを施しておく。
    内装パネル →ブラック
    カーペット&リアシート →ブラックに近い紺色
    とする。
    ちょうど2リットルで足りるはず。
    ドアパネルから。
    2回塗りしています。
    やっぱり正当なスプレーガンで圧をかけてしっかり広範囲に吹けば、綺麗になるね。
    缶スプレーでは こうはいかんだろ。
    ウレタン塗装よりも対象物への距離を短めに吹く。
    ビフォーアフター。いい感じだ。
    すぐ乾いて ベトベトしないし 被膜もない。
    革に染み込んでいる感じで しっかりブラックに着色されている。
    まるでもとからブラックの革だったみたいに見える。
    合成皮革の肌もそのままで塗装膜が乗ってる感じもなく、
    まさしく「染まった」感じ。
    細かい模様の入ったプレスの部分。 しっかりガンを近づけて吹いたのでちゃんと黒になってる。^^
    すぐマスキングはがし クロームラインを出す。
    おお、いいじゃ~ん!
    新品でもパネルはワロスで買えますが、1枚片側で6万円するんだよぉ。
    この染めQ塗装で問題なしだね。
    リア側のサイドパネルも塗りました。
    しっかり ブラックになってます。
    Bピラーのカバーも。
    ドアの取っ手も。
    気温30度越えなだけに乾燥も早く、20分後、手で持ってもべとつきがない。
    これだけ塗って 1Lの半分、500ccを使用した。
    続いて カーペットを染める。
    ブルー:ブラック 2:1で調合。
    ブルーだけではどうも明るすぎたので。
    塗り重ねていくと だんだん濃くなっていきます。
    スプレーガンで吹いてますが、この感覚は「染めてる」って感じ。
    いい感じだ。
    シートの下や、コンソールに隠れる部分には ほとんど塗らなくても良い。
    このあたりは 最も目にするところ。
    しっかり むらなく 吹いていく。 左側はしの白い部分が まだ吹いていないところです。
    よ~し、OK!
    狙い通りの濃い紺色になった。
    特段、嫌な臭いもしないね。
    これでフロアマットをしけば ばっちりだろう。
    シートやらフロアマットに隠れてしまうから
    カーペット全体の1~2割ぐらいしか、眼に入らないものです
    続いて、リアシートの座面。
    塗る前に、掃除をします。
    細かいところに ごみホコリが 結構はいってるものです
    真鍮ブラシで しっかり こすって取ります
    1回目 パラ吹き。
    2回塗り完了。
    細かい目のところにも しっかり吹き付けたので
    元色がベージュとは まず気づかないでしょう。
    先日オーバーホールした背もたれも吹きました
    先に塗った右側のサイドパネルは100%ブラック。
    リアシート座面はブルー:ブラックが2:1。 
    比べてみると 当然ですが やはり色味がはっきり違いますね。
    リアシート 座面と背もたれ。
    想いどおりの ブラックに近い紺色に染めることができました。
    完了です!
    染めQ なかなかいいですね~~
    いずれも 普段さわったり座ったりしない部分だから(ドア取っ手は除く) 摩擦による色落ちも気にしなくていいでしょう。
    これは自分のマルニのリアシートですが、ほぼ同じ色、
    ブラックに近い紺色に染めることができたと思います。
    当初は、自分のマルニの内装と入れ替えるとか言っていましたが
    思うところあり、結局、もともとついていた内装材を染めQで着色しました。

    フロントシートは オーナーさんが用意した
    明るめのネイビーのシートを取り付けるつもりです。
    ヘッドレストが無いのが 困りもんなんですが・・・

  • BMW2002tii クーラーの排水ドレンと高圧低圧ホース

    クーラー取付の室内側 やり残し作業。
    室内機の排水ドレンの取り付け。
    センタートンネルの下部に穴をあけまして
    そこから ドレン管を出し 水は車外に排出されます。
    高圧低圧ホースのとりまわし。
    ウオッシャタンクのあった場所に 電動コンプレッサーを設置する予定。
    室内に高圧/低圧ホースを導き入れ、ホースを痛めないようにゴムのグロメットをはめる
    エキスパンションバルブの向きをちょっと調整して締め付け
    高圧ホースはこのように接続する。
    高圧で液体状になった冷媒がエキスパンションバルブで噴霧され、エバポレーターを通る冷媒の気化熱で熱交換し冷たい空気を作り出す。
    低圧ホースはこのように接続。
    ホースで助手席足元がごちゃごちゃしないように。
    エバポレーターで気体になった冷媒ガスは この低圧ホースを通ってエンジンルーム内のコンプレッサー低圧側へ吸い込まれていく。
    電動コンプで気体が圧縮され → コンデンサで冷やされて液化し → リキッドタンクで水分やごみが除去され → 再びエキパンで冷媒を噴射・・・。このサイクル。
    ホースは冷媒ガスを入れるまで このままに。
    もうこれで クーラー室内側は配線するだけとなった。
  • BMW2002tii クーラー室内機取付

    立秋を過ぎて10日経ったというのに暑い日が続き
    まだまだ カークーラーが活躍する残暑です。
    勢い クーラー作業のモチベーションも上がるので
    いっきに室内機取付まで行っちゃいます。
    まずはグローブボックスを取り出し
    取り付けます。
    グローブボックスのガタツキ防止用ステーを追加しとくね。
    もうこれで嵌め殺しで、グローブボックスの機能は果たしません。
    ヒーターボックスからウインドゥへのダクホースを取付。
    クーラーの2本のホースを通す穴に邪魔しないね。OK
    運転席側のダクトも取付。
    では室内機を取り付けましょう。
    ・・・とはいかず、まずは室内機を ばらします。
    中身を見ておかないと安心できない性格。(笑)
    特に大陸製は。
    本当の目的はこれ。
    事前にエバポレーターにシールコートをコーティングしとく。
    上下横、各方面から中心にも吹き込むように フィンにしっかりコーティング。
    コーティングしないで使うと、フケみたいな謎の白い粉が発生して
    室内機から大量に噴き出して来たことがあるのだ。
    白い粉事件 ← クリック
    その粉は、フィンからはがれてきていたものであった。
    もともとこれにコーティングされている被膜がはがれて取れたものだと思われる。
    クレのシールコートを吹いてからは 全く粉は出なくなった。
    (いまも 自分のマルニの室内機として 現在も使っている。問題なし。)
    いちおう当時(2024年春)撮影した証拠写真を載せておこう
    エバポレーターのフィンの表面から なにかコーティングが はがれてきているのである
    この広州の会社のGcfixエバポは要注意なのだ。何が合格証だ!!
    スイッチの配線もチェックすること。
    端子が緩かったり、抜けかけていたこともある。(ほんとにあるのよこれがGcfix!)
    サーモスイッチの銅線をのばして エバポのフィンに差し込む
    電源線と10Aヒューズ、信号線、アースを確認。
    くみ上げたら 安定化電源につないでDC12Vを印加し ちゃんと動くか動作テストする。
    ブロワ最大風量で5~6アンペア喰う。ヒューズは10Aでよろしい。
    電力は60~75Wといったところだ。
    とにかく Gcfix安いけど 要注意なのだ。
    取り付けの際には ひと手間 加えましょう。
    で、室内機 ようやく取り付けました。
    グローブボックスの下に鋼板で作ったL型ステーでがっちり固定。
    左側も昨日の自作ステーで固定。
    ハザードSWも取り付けました。
    こんな感じで クーラー室内機 取付完了。
    センターからやや右にオフセットさせています。
    こうしないと、ドライバーの右ひざが室内機の下の角に あたってしまうのです。
    ドライバー目線。
    グローブボックスの真下に取り付けるよりは吹き出し口の位置が近いから
    冷風が顔にモロに当たるので涼しいのです。^^
    また、高圧/低圧配管の接続の際にもスペースの余裕があるからメンテしやすいというメリットがあります。
    デメリットとしては、センターコンソールを作り替えしなければならないことです。
    BMW2002オリジナルのセンターコンソール形状ではなくなる。
    まぁ オリジナルのコンソールデザインは(自分が思うに)どうにも無駄が多いデザインだしね。(灰皿とか、ダミーの丸ボタンとか、今どき全く要らんし。)
    全然問題なしですよ。
    使いやすさ、運転しやすさが優先です。
  • BMW2002tii ヒーター吹き出し口変更

    クーラーの室内機をセンター寄りに設置するのだが
    ヒーターボックスの助手席側足元吹きだし口が
    後付けクーラーの室内機にモロにあたってしまう件。
    折角のクーラーがあっても ヒーターボックスから熱くなった空気を吸ってしまい
    なかなか冷えなくなるのだ・・・。
    それを防止するためにも、吹き出し口のフラップをしっかり閉めるのだが、
    それでも熱い空気を知らず知らずのうちに吸ってしまう。

    また 冬は助手席側の足元が なかなか冷えないだろう。
    今回はその対策をする。
    運転席側は 問題ないんやけどなー。
    型紙を作って、1mm鋼板用意
    折り曲げ、点付け溶接で作った
    吹きだし口に当ててみます。
    吹き出しエアをクーラー室内機に当てないようにするダクトです。
    錆止め塗装して
    こんな感じに。
    クーラー室内機のステーにも干渉せず、
    ヒーターボックスからの熱い空気は足もとへ導かれる。
    これなら冬の足もと暖房も 問題ないだろう
    ほかに
    上部の 室内機の保持ステーの製作。
    ここにハザードスイッチを移設するつもり。