マルニのヘッドライト。
ハロゲンバルブ H4タイプ
これ、新品では出ません。
新品があっても それは欧米の右側車線通行用で
しかも高い!
このtiiについていたもの。けっこう 状態が悪いんです。
今あるものを、綺麗にするしかない。
ちなみにガラスはHELLAの平面タイプ。
ガラス単は、ワロスで数千円で買えるので、割れたら交換できるのですが。
問題は、この球面のリフレクタなんです
ヘッドライトをばらすためには、このゴムの部分をずらし、
光軸調整用のねじのはまりを外せば、リフレクタが外せます
こういうゴム部品も外し
ハロゲンバルブの座金も 3か所の部分でカシメで止まってるだけなので
ペンチで曲げてやればあっさり取れる。
外したリフレクタ
鉄素材のリフレクタに、アルミ蒸着メッキをしたものだろう。
50年もたつと、メッキが劣化してくる。
ご覧のように、蒸着メッキ部分がかすれていて、状態が悪い。→反射率が悪い
たぶん車検時の光量検査も基準値に届かず危ういのではないかな。
もう片側は もっとひどくて アルミテープが貼ってあった。
過去に車検の光量検査で通らなくて、最も安い手法で反射率を上げて車検を通したものと思われる。
実際、このリフレクタで自分のマルニで光量検査をしたが、
光量自体はパスしたものの、光が集中せず、カットラインがうまく出なかった。
この状態でも 車検パスは大変危うい。
こういうアルミテープは剥がしちゃいます。
あっという間に剥がれました。しっかリ密着もしていなかったみたい。
光軸調整用のねじの取り付けリベット
削って外す
リフレクタのみの状態にし、メッキ専門業者
「メガ東海」さんに出して再メッキをしてもらう。見積りでは、1個あたり25,000円であった(サンドブラストの後、専用下地塗装をし、アルミスパッタリングメッキのあと、トップコート塗装)。
納期は通常1~2か月必要、状況により最大4か月とのことで、いま、早めに出しておいたのだ。
まぁ、今年の年末までにはきれいになって戻ってくるだろう。
再メッキがいい具合であれば、自分のマルニのリフレクタもお願いするかも。
普通はリフレクタの再メッキなんてすることないのだが
状態が悪いマルニを買うと、残念だが こういう余計な費用も発生してしまうのだ・・・。
ただ、ここで再メッキをしておくと、今後、車検時に光量不足で悩むこともなくなる。
普通の安いH4ハロゲンバルブ装着でも 余裕で 光量検査はパスするだろう。
今回はH4ハロゲンバルブで行くつもりだ。
LEDバルブを装着すると、2002オリジナルの配線経路ではハイビームが点灯しなくなったり、メータ内の青色インジケータが点灯しなくなるので。(→車検に通らなくなる。経験済み)
リフレクタ以外の部品
なぜか 片側の外側リング部分が 妙にがたがたで。。
この黒リングは はめ込み式なのであるが(パーツはワロスで出る)
過去に取り付けの際に なんかで叩いてしまったのかなぁ?
まぁ ヘッドライトの機能に問題ないので今はこのままにしとく。
気に食わなければ、納車後に交換してやってください。
HELLAオリジナルのガラスは問題なし。
ちなみに 日本の道路、左側通行用のレンズカットです。正面を照らすのはもちろんだが、一部は左側を照らすのだ。
時計の針の8時~9時半の部分に扇形のカット形状がある。これが右肩上がりのレンズカットを生み出し、左側を照らす。
先日ヤフオクに出ていたヘッドライト左右セットは、このカット形状が逆にあり、左側通行用のものであった。
レンズ内側の汚れを 台所の洗剤で洗浄
乾燥させる。