投稿者: nudeware

  • BMW2002tii レストア前現状1

    1974 BMW2002tii の現状 その1
    水漏れ。
    エンジンはなんとかかかるのだが
    ご覧のとおりである。
    うちにやってきたその日から
    たいへんお行儀の悪いコなのである。
    車体下から見たところ。
    オイルフィルターの上あたりか・・・
    燃料噴射ポンプのあたりだ
    指さしているホースから ピュ~と 派手にクーラントが漏れていた。
    幸い、オーバーヒートには至らなかった。
    クーラントがなくなって そのままエンジンを動かしていると
    やがてオーバーヒートしてしまい 最低でもシリンダーヘッドが熱で歪んでしまう。
    そうなるとまた なん十万と 余計な修理費用が掛かることになる。
    あぶなかったのだ。
    後日 そのホースを取り外し。かなり劣化しているホースだ。
    燃料噴射ポンプのウオームアップレギュレータという箇所に
    冷却水を送るホースだ。
    とりあえずは 仮に 漏れないようにつなぐ。
    そんな感じでエンジンをかけ 調整をしていたら。。。
    知らぬ間に また水漏れしていた。
    今度は 前回と違うところからみたいで。
    30分でこれだけだから 雫が垂れている程度だ。
    エキゾースト側、エキマニの下のメクラ蓋の一番奥。
    4番シリンダーのあたりに錆っぽいものが
    4番シリンダ付近のめくら蓋からクーラントが滴下している。
    ご覧のように 錆の鍾乳石を形作っている。大変珍しい。
    さぞかしエンジンブロックの中は錆パラダイスなのだろう。(はぁ~(ため息)
    なんでこんなになるまで 放っておくんだろう・・・。
    カワイソーといえば カワイソーである。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    そんなことをボヤきながらやっていたら負のオーラが充満したのか
    エンジン調整をミスって 逆に調子悪くなるし・・・。ーー;
    初めてインジェクション触ったけど、調整むずかしーなーオイ!
    それとも燃料噴射ポンプ自体がもうアカンのか?
    水漏れもしているし 今日はもう エンジン切った。
    押そうにも 水勾配の若干のスロープがついてて 
    ウンウン大汗絞って押しても押しても 
    一人ではこれ以上納屋ガレージに押し込めない・・・。
    しゃあない ここで一晩 おもらししてなさいキミは・・・。
    ブログを書いてる今も なんか腰に違和感が残ったままである・・・。
    お盆の狂ったようにアッツイなか 作業するもんじゃないな。
  • BMW2002tii入庫、レストア新章開始

    にしやんのガレージに 新たなマルニが入庫しました。
    1974年式 BMW2002tii 4MT
    当ブログの視聴者様からレストア依頼を受けたものです。
    だいぶ前からオーナー様と現車確認や打合せを始めていました。
    (現車確認に はるばる行ってきたときの写真)
    2002Automaticが完成間近というタイミングで入庫という段取りでした。
    BMW2002tii 
    ti とはツーリング・インターナショナル、 i はインジェクションを表します。
    インジェクション車は初めて触ります。
    エンジンがキャブ車と違って けっこう「詰まって」ますね
    2002tiiはスペックを見るとキャブ車よりもパワーが出ます。
    昔、知人のtiiを試乗させてもらったことがありますが、
    ハッキリとキャブ車とのパワーの違いを感じたことを覚えています。
    車体も軽いところに130馬力が出るから(キャブ車のおよそ1.3倍)、
    これはけっこう速く走れる車だなという印象がありました。
    現状 エンジンはかかるので
    ばらしの前にあれこれいじってエンジン調整みたいなものを
    先にやってみようと思っています。
    サハラべ―ジュのボディカラーは
    にしやんアイボリーに全塗装の予定。
    もちろんクーラーを装着、内装の色もガラリと換えて仕上げます。

    キャブのマルニとはいくつか仕様が違うtii専用のパーツがあるので
    パーツを買うときは 注意しなければいけません。
    お盆休みのあと、現状確認をしたあと レストアしていきます。

    また2年ほどかかると思うので 気長にみてください