投稿者: nudeware

  • BMW2002tii メタルワーク14フロアパネル溶接、リアパネル叩き

    フロアパネル、溶接していきます
    スポットシーラーを塗りこんで
    乾かないうちに溶接開始
    他の辺も溶接
    内側からも重ね部分に溶接
    運転席側は アクセルペダルの取り付け基部をと溶接でつける必要あり。
    (旧パネルから取り外したもの)
    ペダルボックスとの位置を確認してから溶接ですね。
    でもこれはちと再生が必要。あるいは作りお直すか。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    リアのフロアパネル。
    車外から押されて 内側に盛りあがっちゃっています。
    防振シートをタガネではがしました。
    フロア下にあて木をかませて ハンマーで叩き出してみます
    おう~ 叩けばけっこう戻っていきますね。
    おおまかに叩き終わり
    ボコボコな部分は ドリーを当てながら細かく叩いていくつもり。
    本来のふくらみに近く戻しました。
    ちなみに自分のマルニを見ても リアのフロアパネルはこれぐらいにふくらんでいます。
    オーナーさんとこのあたりは張替えようか?と話していましたが
    ハンマーで叩いて 戻していけばいいですね。
    左側も叩いて直していきましょう。
  • BMW2002ttii メタルワーク13 運転席フロアパネル

    ぐちゃぐちゃだったガレージの整理と清掃を
    早朝5時から。
    そろそろ梅雨明けも近いということで 
    預かってた2002tiiの メタルワーク再開です。
    運転席のフロアパネル。
    大きさをカット
    重ね合わせて 溶接のため つめていきます。
    ボディの鉄板に5~10ミリ重なるように
    スポット溶接のための穴あけ
    取り付けて確認
    あすはここをスポット溶接します。
  • 自分のマルニ タイヤ&ホイール交換

    自分のBMW2002はこれまでずっと鉄ホイールでした
    レストアした2002Aのオーナーさんから
    要らないという5.5J×13インチのアルミホイールセットを頂きましたので
    今回これを装着したいと思います。
    (ありがとう!)
    4穴 PCD100
    5.5J 13インチ オフセット+18
    ATSのメイドインジャーマニィ

    タイヤサイズは175/70R13のブリジストンSF270でした。(70~80年代タイヤ)

    さっそく水洗いするも、よく見ると鉄粉の汚れがこびりついています。
    それに、タイヤもヒビワレだらけで要交換です。
    ふきかけた瞬間から これです。
    もちろん何回も吹きかけては洗い、コスリ、またふきかけて・・・
    少しづつ落ちていきます
    ホイールを斜めに立てて、液をカドに溜めて何分か置いたほうが良かったね。
    1本使いきりで ようやくキレイに。完璧じゃないけども。
    表側だけの鉄粉取りですが。。
    今回 シルバーに塗装します。
    最初にミッチャクロンを吹き
    耐熱性アルキド樹脂を用いた銀色エナメルスプレー
    古いタイヤは組み替えで廃棄するので 
    マスキングする必要はないです。^^ 楽~~(^^♪
    2回コートで2本使い切り。
    もちろん表側だけ
    ヤフオク!で タイヤを落札
    届きました
    同サイズ
    2009年製造(15年前)ですが倉庫で眠っていたのか そんなに硬化してません
    転がり抵抗の少なさと 雨天走行時の排水性を期待。
    ミスタータイヤマンに持ち込んで 組み換え、バランス取り、バルブ交換、古タイヤ廃棄です。
    4本で1万円でした。
    ホイールキャップも落札。
    はめようとしてあててみるとキャップの方が2mmほど若干でかかった。
    まぁ 想定内。
    ホイール側とキャップ側の双方を少し削って、現物あわせで はめ込み!
    ばっちり はまりました。
    中心部は あえて黒く塗りませんでした。あの中心が黒いのが なんとなくイヤなんですわ。
    しばらくはこれで 乗ってみよう^^
    はじめてのアルミホイールや~~(^^♪
    こちらは画像処理をしたものですが、今後、中心を黒じゃなくて
    ガンメタに塗ってもいいかなと。^^
    重ねて アルミホイールをくれたオーナーさんに お礼申し上げます
  • BMW2002tii メタルワーク12

    いろいろ こまかいところも
    腐った部分は切り取ります
    トランクとリア隔壁の接続部分にも腐り。穴が開いてます
    切取
    矢印の部分も 腐りの残滓を削り取って 
    次の新しいパネルの溶接に備えます
    左リアタイヤハウス内の下部
    ここにも腐り
    トランク側から見ると こんな感じ
    切取
    アーチのここもキリトリだな~
    切り取るってことは、同等のものを制作しなくてはならないからね・・・
    リップのここもさびやすいところ。
    ここも もう少し切取かな~
  • BMW2002tii メタルワーク11 フロア下 左切取り

    預かっているBMW2002tiiのレストア、
    運転席側のフロアパネルを切り取ります。
    ここは広範囲にやらなきゃだな・・・
    室内側でアクセルペダルのはめる位置をチェック。
    この部分は再利用する。
    位置決めのラインも入れておく
    ズバッと 切り取りました。^^
    ここのフレームチューブも 過去に何度か補修が入っているようだ
    切り取り!
    まぁ オリジナルそっくりに作る必要はない。
    要は強度がこれ以上となればよい。
    このあたり、ブレーキフルードがこぼれていって錆びていた感じだな
    腐りがひどい
    え~いここも ズバッと切っちまえ
    このように2層構造になっています。
    もちろん この中、防錆処理するよ~~
    ペダルボックスの上のここも 錆穴があったのでキリトリ。
    鉄板を溶接する際は 配線束を通しやすい穴でも作っとくか。
    ここをこれからパネル溶接していきます。
  • BMW2002tii メタルワーク10 トランク下部切除

    トランク底部の腐りを取り除きます。
    まずはこのスペアタイヤ収納部から
    切り取りました
    トランクの奥のほうの 錆まだらけのパネルも切り取ります
    切り取り
    トランクの下部はほぼなくなりました
    左右にわたるこの部分は デフマウントをとりつけるところでもあり
    少し補強を入れたいですね。
    まずは 切り取った端の部分を きれいに取り外してから。
    こういったところに 手間がかかります。
  • BMW2002tiiを試乗させてもらいました

    最近 このブログを通して知り合いになった
    同郷のBMW2002tii乗りの方とツーリングに出かけて
    インジェクション仕様の2002tiiを試乗させてもらいました。^^
    サハラべージュの1974年式。
    インジェクション仕様のBMW2002tii 130馬力。
    至ってノーマルな仕様。クーラーレス。
    かれこれ30年近く乗っておられるそうです!すごい!
    ナルディの革巻きステアリングにホールドの良いレカロシート。
    4速マニュアルトランスミッション。クーラーは無し。
    このシフトノブ操作でのギアの入り具合ですが癖があり
    今いったいどこに入っているのかはっきりわからないというもの。
    言い方が変ですが、1速~4速に入れても ノブがその位置てちんとしていない。
    シフトに入った状態でもシフトノブがけっこうぐらぐらと自由に動くんです。(ギアははいったままだが)
    にやんのマルニもそうだったし、みんなこうなんかな。
    最初に乗った方は面食らいます。
    これがマルニ以降のBMWではこれが改善されていきます。
    ミッションのシフトノブ根元にある押さえスプリングが追加になっていったのでしょう。
    さて試乗インプレ。
    さすがインジェクションだけあって、ノーマルキャブ車の100馬力と比べてパワフル!
    tiiは130馬力だから 踏み込んだときのトルクの出方がやや太めです。
    爆発力がでかいという感じがします。
    結果、時速60~70kmからでも踏み込めはぐいぐい加速していくという中間加速が良い。
    前回レストアしたWEBWR45DCOEを2連装した丸テールのマルニに迫るものがあります。
    時速100km~110kmが快適とはオーナーさんの言葉ですがその通り。
    時速100kmで3200~3300rpmといったところ。これで快適に走るんで、4速で十分という感じがしてオーバードライブの5速が欲しくなるという感じはしませんでした。
    スポーツマフラーがついてるので勇ましい音だがうるさい騒音ではなく
    それが出力の出方にマッチしていて 運転していてヤル気にさせてくれる。
    帰路に海岸線のワインディングを運転しましたが パワーの出方も十分で
    「使い切り感」があって、「もうこれで十分いいじゃん!」という感じでした。
    4000rpmまでの踏み込みで十分でしたが これhがついつい「踏みたくなる」車ですね。
    能越道を走り 道の駅いおりで休憩。
    語りで うだうだします。
    点火系統はCDIを組み込んでありチューンされていました。
    どうりでトルクもあるわけだ。納得。
    コイルの配線
    エアクリはノーマルを外して社外品をつけてありました。
    この方がエンジンルームがすっきりしますね。
    エンジンオイル&フィルタを交換されたばかりとのこと。
    至って調子はいい。
    海岸線のワインディングも運転させてもらいましたが
    足回りもビルシュタインのショックにアイバッハスプリングでやや低めてあり
    ふわふわしないのでコーナー攻めやすい。
    もちろんマニュアルだから任意に低いギアに落として
    踏み込めば、鋭い加速も思いのままです。
    おもに3速で走って気持ちよい。
    パワステはありませんが、走り出せば問題ありません。
    運転して操って大変楽しい車でした。
    もうあとは、後付クーラーを装着すれば
    気温の高い季節でも快適なFUN to DRIVE な車になるでしょう。
    (幸いなことに このtiiにはクーラーコンプレッサーを駆動するための溝がある
    クランクプーリーが装着されていました^^)
    現在あずかっているレストア中の2002tiiもこんなふうに
    運転して楽しい車に仕上げたいですね。
    そんな気持ちを新たにしました。
  • BMW2002tii ボディのメタルワーク9

    フロアパネルのサポート部分をC鋼を材料につくる
    角を曲げる必要が無いので これを使うのが楽なのだ。
    寸法カットし、フロアパネルのカーブに合わせて端を削る
    フロアパネル曲面に合わせてチェックし、当たるところはまた削る
    この くりかえし・・・
    少しづつ合ってくる
    ほぼラインにぴったりとなった。ここまでゆうに1時間・・・
    でもこれが大事なの。
    では つけよう。
    まずは点付けで仮止め
    室内側から ドリルで小さい穴をあける
    穴の真下がちょうどC鋼サポートの当たるラインだ
    下から当てがねを当てて 
    フロアパネルを室内側から板金ハンマーでたたいて ぴったり密着させる。
    叩いているうちに密着すると音質が変わるので すぐわかる。
    溶接の際は 体重をかけてフロアパネルとサポート部分を密着させながら
    電流強めの溶接で溶かし込み
    溶接で多少盛り上げている。
    この室内側からの溶接で 
    フロアパネルとC鋼サポートとが溶接されたことになる
    でもこれだけでは溶け込みが甘く 溶接強度に不安が残る。
    裏から見るとこのように 溶接部分に「厚みのはみ出し」がついているので、
    ここを半自動で隅肉溶接して補強していく作戦。
    がっちりバイスで密着させて C鋼同士を突き合わせ溶接
    がっちりつきました
    こんなにがっちりした「腰」のあるマルニは レース用にボディ強化改造でもしてない限り
    他にはないだろう。
    点付け溶接した箇所は、研磨のあと、
    シーカフレックスなどの自動車用のシーラーを塗って防水処理します。
    こういったC鋼の開口部分はあとで溶接して塞ぎますが
    塞ぐ前に、まずこのC鋼サポートの空洞のなかに長い刷毛をつっこんで
    できるだけサビ止め塗装しておきたい。
    サイドシルのラインと C鋼サポートの底辺が平行になるように作っている
    左右のサポート部分の比較。
    次週はこの より酷い左側をバッサリ フロアごと切りとってやる。
    ささっと捨てプラサフを吹いた。
    あと15cmほど C鋼サポート部分をつぎ足して伸ばす予定。
    ここからまたフロアのカーブの具合が変わるので 2分割で作りました。
    掃除のあと、ノンガス半自動溶接機の.0.8ミリワイヤーの残量をチェック。
    まだ十分にあるね
    でも必ず無くなる消耗品だから、1個、注文しとこう。
    今日はここまで。
  • BMW2002tii ボディのメタルワーク8

    細かいメタルワークが続きます。
    興味ない人は読み飛ばしてください。
    フレームチューブからフロアパネルへ接続するパーツを作り 形状に合わせる
    3.2mm厚の鉄板から切り出し。ガッチリしすぎ?
    こちら側もぴったりに合わせて。
    まず点付けで慎重にズレないように固定する。
    点付け溶接のあと、研磨、そしてフロアパネルとも溶接完了
    もう溶接にも慣れて パネルに穴が空くなんてことが無い。
    すばらしいぞ、100Vノンガス半自動溶接機 SUZUKID アーキュリー80NOVA!
    カーベキュー回転して
    十分すぎるけど、いちおう裏側からも補強溶接
    フロアパネルとの溶接
    1㎜程の薄板なのに 溶接熱で穴が開かないねぇ、すばらしい~
    錆止め塗装後。
    フロントからフロアパネルへと行くフレームパイプの「腰」の部分が
    しっかりと 頑強に出来上がりました。
    もうココは 孫の代までもサビて腐る事ぁ ないでしょう^^
    ここでいったん 比較のため ビフォー状態の画像を 載せておく
    錆びて腐って 強度がなかったからなぁ
    次回は2.3mm厚のC鋼で (カーベキューの端材です(笑))
    フロアパネルのサポート部分を制作です。
    今日は色いろいろと雑事があるので ココまで。
  • BMW2002tii ボディのメタルワーク7

    右側 フロアパネルに続くフレームチューブ部分の補修です。
    この部分は強度Upのために 2.6mm厚のC鋼を材料に製作する。
    もともとの厚みは1.8~2.0mmといったところだ。
    今回は突き合わせ溶接のため、形状をぴったりに削る。
    これに時間がかかってしまう。
    ノンガス半自動溶接機のご登場
    突き合わせ溶接で シッカリ溶け込ます。
    カーべキューで半回転させ、今度は裏側からも溶接して完了。
    こういった補修がカーベキューを組むと とても楽で、シッカリ補修できるからいいんです。
    溶接痕を研磨
    錆止め塗装 1回目
    欠損部分のつぎ足しをする。
    日々使う日用品の包装箱を型紙に使って(笑)。
    C鋼に形を写し取る。
    何度も何度も 合わせては削りの微調整の繰り返し。
    表裏から溶接完了。
    研磨して、塗装。
    次はフロアパネルのサポートのパーツを作らねばならない。
    強度UPのために ここもC鋼を使って製作するつもり。
    きょうはここまで。