今回、このマルニのレストアのために購入した、
95Aを発生する(オリジナルの2倍)ハイパワーオルタネータには、ボルテージレギュレータ(VR)が内蔵されている。(マルニのオリジナルでは、VRは外付けなのだ)
それだけに外側の配線もシンプルになり、
バッテリにつなぐ太い赤線とメーターのチャージランプに接続するD+の青線のみとなる。
よって、これまでの外部式VRに関係する配線と3ピン・コネクタは不要となり、カットする。
メーターのチャージランプにつながっているD+の青線のみ残し、これをオルタネータのD+に差す。
95Aを発生するハイパワーオルタネータを購入したのは、ひとえに、電動クーラー(電動コンプレッサー)を装着するからだ。
電動コンプレッサーは50Aほど使用するので、通常の45Aオルタネータでは発電量が足りないのだ。
そんなもの、安くあげるために、従来のベルト駆動式のコンプレッサーをつければいいじゃないか、と思うだろう。それならば、7万円も出してハイパワーオルタネータを買う事はないと。
確かにそのとおり。
だが、この2002tiiのクランクシャフトプーリーは、ベルト1本がけタイプのプーリーであった。コンプレッサーを駆動するためには2本がけ用のプーリーが必要になる。この2本がけプーリーが欠品で手に入らないため、仕方なく、ベルト掛けの必要のない電動コンプレッサーで動かす電動クーラーを選択した。
ただし電動クーラーは電気の大食い。そのために、発電量確保のため、ハイパワーオルタネータを購入しなくてはならなくなった、というわけ。
2本がけプーリーを制作することも考えたが、すぐにそんなアイデアは捨てた。
これからのクーラーは電動式が主流になっていくだろうし、発電量が多いのは悪い事ではない。それに、エンジンパワーがコンプレッサーにとられることもないので、クーラーを常用する夏でもストレスのない気持ち良い走りができるだろう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ホーンリレーのコネクタは外し、エーモンのリレーに交換。
ヘッドライトのHI/LOリレーは 思うところあって
そのまま残すことにした。
もともとなかった燃料ポンプのリレーと、電動コンプの120Aリレーを追加し
このように配置した。
これに、クーラー関係として、コンデンサを冷やすための電動ファンのリレーも追加します。






コメントを残す